国民性

東京の街をドリブルしてみると、日本人には明らかに冷たい目で見られてしまう。

僕たちのドリブルに振り向いてくれるのは外国人だけだった。ボールタッチできない人でも食いついてくれた。見ず知らずのドリブル狂とハイタッチしてくれた。


ドイツやブラジルの街ではどうだろうか。
ボールを奪いに来る人や技を見せに来る人がいる。

なぜこうも適応力が違うのか。理由をいくつか挙げてみる。
・「通行の迷惑」が念頭にある
・無駄な浪費を省きたい
・知らない人とは関わらない方が身のため
・ここでやることではないと思い込んでいる
・単純にサッカーへの関心が薄い


外国は「安全」のための規則があるのではなく、「自由」のための規則があるのだと感じる。
全員がボールに対して寛容であれば、迷惑だとか規則だとかそういう話すら挙がらないのに。